いぬのえいが


いぬを主軸にしたエピソードを6人の監督がリレー形式でつづっていく作品。犬を題材にしたアニメやミュージカルもあれば、子供の頃からずっと一緒だった飼い犬を失った哀しみを描く物語、柴犬ポチと空き地で遊んだ思い出をつづった物語など、それこそ様々な物語が紡がれていく。
中村獅童、伊藤美咲、佐野史朗など、出演者も個性的な顔ぶれが揃っているし、犬の種類も様々だ。これが犬版『ラブ・アクチュアリー』くらいに物語が絶妙に交錯すれば面白かったと思うが、監督が違う分、やはり犬に対する視点がバラバラで、それが映画としてはまとまり感のない雰囲気になっているのが勿体ない。しかし犬好きにはたまらないシーンもたくさんあるので、そこでその欠点が多少カバーされてしまう。犬好きには最後まで楽しめる文字通り犬の映画だ。(横森文)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心監督をはじめとする7人の監督が、中村獅童や伊東美咲らを迎えて犬と人々とのさまざまな交流をテーマに描くオムニバス。感動のドラマ、コメディ、アニメなどバラエティに富んだ内容で贈る。特典ディスクを封入。

上記、amazon商品説明より。

うち的に、「ねぇ、マリモ」は、今でも泣けます。




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